太ももセルライト撃退法

セルライトはこうして出来る

健康状態にあれば…

健康状態にあれば正常な皮下脂肪組織では、脂肪細胞はネット状の微細なコラーゲン線維に支えられているので、各脂肪細胞は毛細血管に接しており、栄養や老廃物のやり取りを盛んに行っています。つまり循環が正常な状態で、通常のダイエットが有効な期間です。

肥満や運動不足、偏った食生活などで脂肪細胞が肥大すると、毛細血管が圧迫され血管の壁がもろくなり、細胞に挟まれている血管は血流が悪くなりうっ血を起こします。血管壁は、遺伝や女性ホルモン(ホルモンバランスの乱れ)の影響でもろくなることもあります。この状態では、脂肪細胞は肥満状態ですが、栄養や老廃物のやり取りはまだ盛んに行われています。まだ正常な体液循環があるため、ダイエットや運動は有効です。

セルライト第1段階

しかし、もろくなった血管壁から血漿(プラズマ)が漏れ出すと体内で大きな変化がでてきます。血漿は血液のうち血球を除いた液体成分のことです。血漿は水分のほか蛋白質・無機塩類・糖分・脂肪・窒素化合物などからなり、また、老廃物・ホルモン・抗体なども含んでいて、細胞の浸透圧や水素イオンを一定に保つ役割があります。血漿が漏れ出すと、リンパが排拙できなくなり、脂肪細胞のまわりに固くからみあって 、ますます分解しにくくなります。このような状態をエデマと呼びます。エデマはコラーゲン線維を破壊してしまい、むくみや局所的な冷えを感じるようになります。エステティック業界でいわれている「セルライト第1段階」です。

セルライト第2段階

この状態を放置しておくと次第にコラーゲン線維が破壊され、脂肪細胞は支えを失ってブヨブヨになってしまいます。破壊されたコラーゲン線維は再生を始めますが、栄養・酸素・老廃物などの物質交換がうまくいかない状態なので、異常増殖し、いくつもの脂肪細胞がまとめて固められてしまいます。これがセルライトです。肌の弾力が失われ、摘むとえくぼのようなくぼみができてしまいます。毛細血管の血管壁はさらに弱くなっているので、ぶつけると内出血しやすい状態になり、回復にも時間がかかるようになります。エステティック業界でいわれている「セルライト第2段階」です。

セルライト第3段階

さらに症状が悪化すると、セルライトがあちこちに出現して真皮層のコラーゲンとくっつき皮膚を引っ張るため、肌表面に夏みかんのようなデコボコが出現します。これをオレンジピールスキンと呼びます。脂肪細胞は血流悪化のため老廃物が運び出されずに酸化していき、セルライト内部では血管壁がぼろぼろになり、切れる部分もあります。セルライトの外側ではうっ血がさらに進み、さらなるセルライトを形成していきます。エステティック業界でいわれている「セルライト第3段階」です。

セルライト第4段階

ちなみに日本人にはほとんどみられませんが、このセルライトがいくつもできてセルライト同士がくっつき、数センチ以上の大きさになると、外科手術が必要といわれています。セルライト第4段階。

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