にきび跡の治療
にきび跡のクレーターや凸凹は、発生させてしまったにきびを悪化させてしまうことでできてしまいす。
にきびは、1度できると周りの皮膚細胞組織も同時に破壊しながら悪化していきます。
皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層により構成されています。
にきび跡のクレーターに最も関係するのはこの真皮であり、皮膚組織で言うと表皮と皮下組織真に挟まれた部分です。
にきびができることによる、肌へのダメージが真皮、皮下組織まで進行してしまうと例えにきびを治療できたとしても破壊された部分は、にきび跡を修復することができないのでにきび跡がクレーターになり肌が凸凹のままになってしまいます。
にきび跡の治療の場合、にきびの治療と違いコラーゲンの生成を促し肌のターンオーバーを正常化することによる肌再生を目的とした治療を行っても意味がありません。
にきび跡は自然治癒力での回復は難しい
コラーゲンやエラスチン繊維が破壊されていると自然治癒力で肌が完全に蘇ることはありません。
にきび跡のクレーターを治療する為には表皮のにきび跡のクレーターに対して新しい皮膚細胞を作る必要があります。
にきび跡があるということは新しい皮膚細胞を作るのが難しいということです。
自然治癒力に加えて、自分でターンオーバーを補助し、スキンケアなどで真皮の機能を回復させれば、にきび跡のクレーターやでこぼこをゆっくりですが改善することもあります。
それでも完全には修復されないでしょう。
にきび跡の治療にもっとも効果があるのは、ヒアルロン酸注射やコラーゲン注入でしょう。
物理的ににきび跡のを内部から盛り上げるという方法です。
にきび跡のクレーターができていると言うことは皮下組織が壊滅しているということです。
それは完全には修復されません。
しかし、ヒアルロン酸注射やコラーゲン注入によって目立たなくすることは可能ですし、コラーゲンやヒアルロン酸を肌に直接注入するので患部周辺を含めお肌全体がハリがある状態になります。
にきびの治療薬
にきび治療の過程でアクネ菌を殺菌するにきびの治療薬として処方されることが多いのが抗生物質です。
抗生物質は細菌を死滅させるものです。
風邪を引いたときなどに病院で処方されるのは、風邪のウイルスに感染したことにより、身体の抵抗力が衰えているので細菌感染を予防するためです。
にきびの原因であるアクネ菌を殺菌するために抗生物質を呑んでいても、長く服用すると副作用を起こすことがあります。
抗生物質による副作用としては、下痢や便秘があげられます。
抗生物質は腸の中の悪玉菌だけでなく善玉菌も殺菌してしまい、腸内細菌が乱れることにより起こります。
注意点としては整腸剤を一緒に服用しましょう。
また、アクネ菌のような細菌に抗生物質が利かないということがあります。
それは身体に抗体をもってしまうことが原因です。
一度、抗体をもっってしまったら、その抗生物質は基本的には効きません。
そのために、抗生物質の種類を使い分けるのです。
にきびの治療薬の種類
抗生物質の種類にはテトラサイクリン系、セフェム系、マクロライド系、ペニシリン系、リンコマイシン系、ホスホマイシン系、 キノロン系と言った様々種類があり、それぞれ特徴があります。
にきび治療の抗生物質として処方されることの多いのはテトラサイクリン系でしょう。
抗生物質がアクネ菌を殺すことを期待して服用するものですが、にきびの場合テトラサイクリンは、にきびの患部で脂肪が分解されるのを防ぐことにより 炎症を抑える働きがあります。
脂肪が分解して生じる脂肪酸が患部を刺激しにきびを悪化させます。
副作用には めまいやフワフワ感などがあい、小児、乳児が服用すると歯に色素沈着を起こすことがあります。
乳児・小児には基本的には処方されることは少ないですが、妊娠に気づいていない女性の場合注意が必要です。
にきび治療の抗生物質としてよく使われる抗生物質は他にセフェム系・マクロライド系があります。
セフェム系の抗生物質は様々な筋に有効で抗菌力も強いものです。
ただし、セフェム系の抗生物質にアレルギーをもっている方がいますので、服用する前に必ず専門医に相談しましょう。
マクロライド系の抗生物質は副作用が少ないことが特徴にあげられます。
ペニシリン系、セフェム系の抗生物質が効かない病原菌に効果を持つものもあります。
にきび治療に使われる抗生物質は使い方を間違えるとにきびを悪化させることもあります。
にきびのある部位やにきびの症状や個人体質によって有効な抗生物質は異なります。
抗生物質を服用したことでにきびが悪化したり、副作用が強く出る前に一度専門医の診察を受けることをお勧めします。