しみの症状 / 炎症後色素沈着(炎症性色素沈着)
炎症後色素沈着とは
炎症後色素沈着とは炎症性色素沈着とも言われ、皮膚や肌が炎症を起こし、色素細胞が刺激されてメラニンが増加することによって出来てしまうものです。しみの中でも比較的軽いものとされていて、治る可能性の高いシミです。老人性色素斑と同じく、はじめはごく薄い茶色をしていて、通常のしみや肝斑と同じで、紫外線を受けることにより濃くなっていきます。時間がたてば消えることもありますが、消えるまでに2~3年かかる場合もあり、その間に日焼けしてしまうと消えなくなることもあります。顔だけでなく腕、背中など全身に出来る可能性があります。炎症性色素沈着は皮膚の体質がもともと弱く過敏だったり、アトピー体質の方や疲れやすい方にできやすいと言われています。
炎症後色素沈着の原因
炎症後色素沈着を招く要因は、紫外線やニキビ痕やキズ跡などがあります。炎症性色素沈着のシミは、ほとんどは日焼けした肌のように自然と薄くなって消えていくものです。ですが、炎症期間が長くなったり、炎症度合いが重いものだと、メラノサイトという細胞が強く刺激されることになり、メラニン色素が大量に生産され続け、メラニン色素が肌の表面だけでなく真皮にまで定着してしまって消えずに残ってしまうこともあります。真皮にまで沈着してしまった色素沈着は、自然に消えることはないのでレーザー治療が必要と言われています。またその他、虫刺されのあと、ムダ毛の処理、薬、香水、化粧かぶれ、やけど、剃刀負けも炎症後色素沈着を招くよう要因です。特に顔の肌に合わない化粧品の使用は、炎症期間を長くしてしまうことがあります。また、ムダ毛を抜いて炎症してしまった毛穴は黒ずんだ炎症性色素沈着を引き起こすこともあります。
炎症後色素沈着の治療
治療法としてピーリングが効果的と言われていますが、レーザー治療、トレチノイン療法、美白化粧品、5-FU軟膏外用などでも効果があるようです。最近ではフラクセルと呼ばれる照射ビームがミクロ単位に縮小されたレーザー治療器があります。炎症後色素沈着の対処には、炎症をおさめて炎症期間を短くすることが大切です。炎症が残っていると治療の効果が期待できないだけでなく、症状を悪化させてしまうことがあります。そして、しみ治療には紫外線をさけることが大切ですが、特に、炎症性色素沈着では遮光が重要です。
炎症後色素沈着は時間がたてば薄くなることが多いですが、間違ったお手入れで症状がひどくなることが多いのも特徴です。治療の有無にかかわらず、まずは専門医に相談してみましょう。
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