しみ取り、しみ抜きのレーザー治療
レーザー治療はしみ取り、しみ抜きの治療をお考えの方に一番身近な方法ではないでしょうか。頑固なしみには美容整形外科や皮膚科、クリニックで受けることができるレーザーが適しています。レーザーがメラニン色素にだけ反応するので、他の部位に負担がかかりません。レーザー治療は皮膚科や病院美容系のエステサロンなどで受けることができます。レーザー治療は皮膚や肌のしみの原因になっているメラニン色素の黒い部分に反応して、しみを取り除くものですが、そばかす・にきび跡・アザなどの治療にも、現在はレーザーが幅広く使用されています。
レーザー治療の痛みは、一般的に輪ゴムでパシっとはじかれるくらいの痛さと言われていますが、使用されるレーザーによってその痛みはことなります。麻酔を行えるクリニックや肌への負担が少ないレーザーもあるので、痛みが気になる方は事前に相談してみると良いでしょう。しみの症状にもよりますが、通常、数分で施術は完了します。薄いしみはほぼ一回の治療で除去でき、濃いしみや皮膚深くのしみでも数回の治療をすれば除去すること出来ると言われています。
レーザー照射したしみやそばかすは、1週間ほど経過すると、かさぶたになって自然と剥がれ落ちます。無理にはがすと傷跡になるので自然にはがれるのを待ちましょう。また、レーザー照射後は、シミやそばかすのあった患部を肌色のテープで保護し、UVクリームなどを塗って日焼け予防をします。これは色素沈着を予防するためのものであり、症状にもよりますが術後3ヶ月くらい続けます。
日本のレーザー治療
因みに日本のレーザー治療は、1980年頃に眼科のレーザー医療が始まりといわれています。現在では、多くの医療分野でレーザー技術が応用されるようになり、多くの人々に利用されています。しみ取り治療に使われるレーザーにはいくつかの種類があります。これらのレーザーの性質は波長とパルス幅によって決定されます。
炭酸ガス(CO2)レーザー
赤外線レーザーの一種で角質の厚いシミに適していて、厚くなった角質を蒸散させることができるものです。レーザーメスとして使われたり、ホクロやイボなどを取るためにも使われます。波長は10.6mn(マイクロメートル)。
ルビーレーザー
シミやアザを治療するレーザーとして形成外科分野では炭酸ガスレーザーとともに日本で最も普及しているレーザーです。宝石のルビーを用いていることからルビーレーザーと呼ばれています。波長は694nm(ナノメートル)で、メラニン色素に反応する性質があります。
アレキサンドライトレーザー
アレキサンドライトレーザーはソフトレーザーとも呼ばれ、肌に対して負担が少ないのが特徴で、数回照射して、しみそばかすをとっていきます。アレキサンドライト(クリソベリル)という宝石を用いて755nm(ナノメートル)という波長を出します。このレーザーもメラニン色素に反応する性質があり、シミやアザの治療の他にもパルス幅を長くしていわゆる脱毛レーザーとしても普及しています。
その他、Nd-YAGレーザー、Er-YAGレーザー、ダイレーザー(色素レーザー)、ダイオードレーザーというレーザーもあります。自分が診察してもらう医療機関にどの種類のレーザーが置いてあるか聞いてみるとよいでしょう。
ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングとは化学的なフルーツ酸などを使って角質や表皮を剥がして、人工的に肌サイクル(新陳代謝)を促す方法です。しみやそばかすだけでなく、にきび、毛穴の黒ずみ、肌のくすみ、色素沈着、小じわ、あざなどにも効果があります。しみ取りの治療に使用されるケミカルピーリングの薬剤にはグリコール酸、乳酸、トリクロロ酢酸、サリチル酸、レチノイン酸、ベーカーゴードン液、ジェスナー液、フェノールなどがあります。これらの薬剤を皮膚に塗ることによって、皮膚の角質や表皮に科学的なアプローチをして、皮膚のターンオーバー・再生を促すというしみ抜きの治療がケミカルピーリングになります。
ケミカルピーリングは、アメリカでは100年以上も前から行われており、ケミカルピーリングが日本に伝えられたときは、日本人の肌には強すぎて肌荒れを起こすなどの副作用がありましたが、現在では日本人向けの優しい酸を使ったケミカルピーリング剤が使用されるようになり肌への負担が少なく施術できるようになりました。
ケミカルピーリングのメリット
ケミカルピーリングのメリットは短時間で終わることと、様々な美容効果が期待できることです。自宅でケミカルピーリングを行えるように、通販でもケミカルピーリング剤(フルーツ酸)を配合した化粧品や石鹸が格安で販売されています。使用後、ビタミンC誘導体などを配合した化粧品でケアすると、化粧品が浸透しやすい肌状態にあるので、効果的といわれています。
しかし、ハッキリとした効果を期待するなら美容のエステサロンや皮膚科や病院で相談しながら、しみ抜きの施術をしてもらう方がよいでしょう。ケミカルピーリングを塗った肌は、一定期間お肌が水分不足になったり刺激に対して皮膚が敏感になっています。水ぶくれや浅い傷ができるなどの副作用を起こす可能性がありますし、皮膚炎・アトピー・ヘルペスの方は使用できません。さらにピーリング剤の濃度が肌にあっていないと炎症を起こすこともあります。また、ケミカルピーリング後の生まれ変わった肌は弱い状態にあるので、紫外線のダメージも受けやすいです。
皮膚科や病院などの専門医が行うケミカルピーリング
皮膚科や病院などの専門医が行うケミカルピーリングは、肌を診断して個人にあった薬剤の濃度や種類を配合して行うので、肌への負担が少ないのが特徴です。ケミカルピーリングは人工的に肌サイクルを促す荒療法とも言えます。専門家のアドバイスをしっかりと受けながらてスキンケアすることが大切です。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルはIPLという肌への負担が少ない優しい光を使った美肌治療です。しみ・そばかすの原因となるメラニンにダメージを与え、肌細胞を活性化するので、皮膚の代謝が促され、しみそばかすが剥がれ落ちるだけでなく、肌に張りが出ます。
また、フォトフェイシャルは、気になる鼻や頬の毛穴や、くすみ・しわ・たるみ・にきび・にきび跡・赤み・赤ら顔・毛細血管拡張・きめの乱れ・色素沈着・乾燥肌や脂性などのトラブル肌にも効果があり、多くの美肌効果があります。顔全体・首・胸元にも照射が可能で、肌への負担が軽いので、術後からメイクが可能です。皮膚が炎症を起こすこともなく、ガーゼや絆創膏などを使用することもありません。
フォトフェイシャルは顔の皮膚全体について治療を行うのが基本であり、シミを消すというよりも皮膚の質感全体について若返り、弾力性の向上させ、素肌が持つ本来の美しさを呼びさます総合的な美容効果を望まれる方にお勧めできる治療法です。
フォトフェイシャルの光(IPL)
フォトフェイシャルの光(IPL)は、肌トラブルの原因となるターゲット(メラニンや毛細血管など)に当たると、光のエネルギーが熱に変わり、ターゲットにダメージを与えます。 フォトフェイシャルの光はターゲットのみに反応し、正常な組織には反応しないため、素肌を傷つけることなく、トラブル部分のみにダメージを与えることができます。
この作用によってコラーゲンなどお肌に有効な成分を作り出す繊維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい肌がつくりあげられるのです。これらを可能にしているのがIPLという特殊な光なのです。
フォトフェイシャルは、医療機関でのみ受けることができる
フォトフェイシャルは、1998年に美容医療先進国であるアメリカでDr.ビターが開発して以来、多くの国で優れた治療ほとして認められるようになりました。日本でも、フォトフェイシャル治療への関心が非常に高く、臨床医や研究者、ドクター、ジャーナリストからも多くの優れた報告がされるようになりました。
フォトフェイシャルは、皮膚科やクリニックなどの医療機関でのみ受けることができます。フォトフェイシャルの光にはさまざまな肌トラブルに有効な波長が含まれていますので、1度に複数の肌トラブルに対応することができます。
フォトフェイシャルはノーダウンタイム治療法であり、限られた時間を有効に使ってきれいになりたいと思う現代社会で活躍される女性に最適なスキンケアといえるでしょう。一回の治療費の相場は4万円前後。
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フォトフェイシャルの効果(IPLってどんな光?)
フォトフェイシャルの効果は総合的美肌治療です。ひとつの症状だけでなく、複数の症状に効果をもたらすことが魅力です。
IPL(Intense Pulsed Light)はインテンス・パルス・ライトと呼ばれ、アークライト(カメラのフラッシュのようなフラッシュランプ等)を応用したテクノロジーでアークライトから発する広領域の光の波長から、皮膚に有害な紫外線領域の光を特殊フィルターでカットし、肌のしみ・くすみ、肌質の改善に有用な光の波長のみを選択的に取り出した「光」です。
単一波長のレーザーとは異なり、ある程度の幅(560~1200nm)を持った波長帯の光線を真皮深層にまとめて照射し細胞そのものを活性化させます。IPLには皮膚表面のメラニン色素を破壊し、しみを薄くする効果、毛細血管の拡張による肌の赤みを減少させる効果、真皮のコラーゲンを増加させる効果があります。その他、皮脂の分泌を抑え効果、水分保持力アップ、ウブ毛が減る脱毛効果もあります。(IPLは脱毛にも使われています。)
レーザーとフォトフェイシャルの違い
光の刺激で肌トラブルを改善するというと、レーザー治療を連想する方がいらっしゃいますが、フォトフェイシャルの光(IPL)はレーザーとはまったく異なります。
レーザーは強いパワーで特定の症状を早く治す治療あり、フォトフェイシャルは弱いパワーで長期的かつ総合的ば治療法と言えます。レーザーはしみだけ、雀斑だけ、血管拡張だけというように個々の症状のみを治す専門的治療法で、器械を使い分ける必要がありますが、フォトフェイシャル(IPL)は、一度にシミもソバカスもくすみも、毛穴の開きも、赤ら顔も治してしまう総合的美肌治療です。レーザーは施術できる部分にピンポイントで光を照射するのが一般的ですがフォトフェイシャルは顔全体の施術が一度に行えます。
フォトフェイシャルの治療はレーザーの治療と違い、肌に対して強いダメージを与える事はありません。フォトフェイシャルは優しい光で徐々に改善していく治療法です。麻酔を使うこともありません。
進化したフォトフェイシャル?
フォトフェイシャルには、第2世代と言われる、進化したものがあります。フォトフェイシャルが進化したもので、光の波長域が3種類から7種類へとアップしたことから、より効果的で、個人に合わせた細かなスキンケアができるようになった「フォトフェイシャル ファースト」やフォトフェイシャルの光に高周波電気を加えたものでフォトフェイシャルのみよりも痛みや肌への負担が少ないといわれる「フォトフェイシャル オーロラ」「フォトRF」、2IPLなどもあります。どの方法も施術する者の技術の差によって効果に差があることがわかってきおり、経験が十分にあり、技術もしっかりしたドクター選びが大切です。
フォトフェイシャルの流れと注意点
①メイクを落として洗顔します。
②カウンセリングを行い専門医と肌の状態をチェックしながら治療方法を決めます。
③肌診断で肌の状態やしみの種類をチェックし、フォトフェイシャルの光加減を決めます。
④瞳をアイマスクで保護し、顔にジェルを塗って、フォトフェイシャルを行います。
⑤ほてった肌を冷やします。
※フォトフェイシャル数日後に人によっては副作用として、しみ・そばかすがIPLに反応して濃く浮き出たりしますが、これは好転症状なので、擦ったり無理に剥がそうとせずしたりしないようにしてください。約1週間ほどで自然にはがれます。また治療後の皮膚は普段より紫外線の影響を受けやすい状態になっています。日焼けにはくれぐれも注意が必要です。
※以下の方は治療を断られることがあります。
・妊娠中の方
・極度に日焼けをしている方
・てんかん発作(光の点滅に反応する発作)がある方
・日光アレルギーの方
・心臓病や糖尿病などの重度の持病のある方
少しでも不安に思う点があったら、カウンセリング時に専門医に相談しましょう。
フォトフェイシャルのメリット・デメリット
【メリット】
・肌への負担やダメージが少ない
・術後からメイクが可能
・しみだけでなく様々な美肌効果がある
【デメリット】
・1回では効果が薄く、長期治療(5回程度)が必要
・一時的にしみそばかすが濃くなることがある
・稀に照射部が赤くなったり腫れることがある
・稀に細かいかさぶたができることがある
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